私は日本政策金融公庫から創業融資1,000万円を借りています。
返済中の身でありながら、月3万円のNISA積立、月3万円の小規模企業共済を続けています。
「借金があるのに投資なんて正気か?」と思うかもしれません。
でも数字で見ると、低金利の事業性融資なら投資との並走のほうが合理的です。
本記事では「なぜ借金返済中でも投資するのか」「具体的なお金のやりくり」「失敗しないためのリスク管理」を、自分の経験ベースでお伝えします。
この記事でわかること
- 創業融資1,000万円を抱えながら、なぜ投資も続けるのかという判断基準
- 繰上返済と投資、どちらを優先すべきかの具体的なシミュレーション
- 借金がある自営業者でもリスクを抑えて投資する3つの保険
- 月の固定費の中で、返済と投資をどう両立させているかのリアルな家計内訳
結論:低金利の事業性融資なら、機械的な繰上返済より「投資との並走」が合理的
創業融資の年利1.9%に対し、全世界株式の長期期待リターンは年5〜7%。差の3〜5%は20年複利で大きな金額になります。さらに、自営業者にはNISA・iDeCo・小規模企業共済という強力な税制メリットがあり、これを使わない手はありません。
ただし、無理は禁物。生活防衛資金300万円・所得補償保険・事業のキャッシュフロー会計という3つの保険を整えた上で、計画的に投資と返済を並走させるのがおすすめです。
創業融資の概要|年利1.9%・7年返済の実情

私が借りているのは日本政策金融公庫の「新規開業資金」。
条件は次の通りです。
- 借入額:1,000万円
- 金利:年1.9%(固定)
- 返済期間:7年(うち据置期間6か月)
- 月返済額:約12.5万円(元金均等返済)
- 担保・保証人:無担保・無保証
金利1.9%という超低金利が、投資との両立を可能にしている最大の理由です。
なぜ繰上返済せず、投資にも回すのか

「100万円余ったら全額繰上返済すべき」と言う人もいますが、私はあえてその選択を取りません。
理由はシンプルで、「期待リターン > 借入金利」だからです。
創業融資の金利1.9%に対し、全世界株式の長期期待リターンは年5〜7%。
この差3〜5%は、20年複利で考えると驚くほど大きな金額になります。
📊 創業融資中でも始められるNISA口座2選
低金利の事業性融資があっても、NISAで時間を味方につけるのは合理的な選択。口座開設・維持費はゼロ円です。
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シミュレーション|繰上返済 vs 投資(7年で約32万円の差)

「月3万円を繰上返済」と「月3万円を投資」のどちらが7年後に有利か、シミュレーションしてみます。
パターンA:繰上返済
- 月3万円×84か月=252万円を繰上返済
- 節約できる利息:約16万円
- 7年後の効果:返済期間が約1年短縮
パターンB:NISAで投資(年利5%想定)
- 月3万円×84か月=252万円を積立
- 7年後の評価額:約300万円
- 運用益:約48万円(NISAなら非課税)
差額は約32万円。投資の方が有利という計算になります(リスクは別途)。
月の固定費|返済12.5万円+投資6万円のリアルな内訳

私の月の固定支出は重い方だと思います。
- 創業融資返済:12.5万円
- NISA積立:3万円
- 小規模企業共済:3万円
- 家賃:8万円
- その他生活費:12万円
- 合計:月38.5万円
月の売上が50万円を切ると赤字になりますが、生活防衛資金を確保しているので、数か月の苦境には耐えられる設計にしています。
融資のリスク管理|借金あり投資を支える3つの保険

返済を続けながら投資するうえで、3つの保険でリスクをコントロールしています。
- 生活防衛資金300万円:6か月分の生活費+返済額をプール
- 所得補償保険:病気・ケガで働けない時の月収補填
- 事業の分散:1社のクライアント比率を30%以下に
絶対にやらないこと(3つのNG行動)
- 追加融資で投資資金を作る:論外
- レバレッジ取引:FX・信用取引・先物はノータッチ
- 個別株のデイトレード:本業に集中
- 仮想通貨に大金投入:余剰資金の数%以内
💼 創業融資の返済管理に役立つクラウド会計
融資返済中こそ、事業のキャッシュフロー管理が生命線です。クラウド会計ソフトで月次の収支を可視化しておきましょう。
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メンタル|負債は気にしすぎないが、忘れない
借金1,000万円というと、夜も眠れないように思う方もいるかもしれませんが、低金利の事業性融資なら冷静に向き合えます。
「事業を伸ばすための投資」と「個人の老後資金作り」を切り分けて考えるのがコツです。
まとめ|借金あり投資は、計画と覚悟があれば可能

創業融資1,000万円を抱えながらの投資は、決して無謀ではありません。
低金利・長期固定の借金であれば、機械的に返済しつつ、複利で資産を作るのは合理的な選択です。
この記事のポイント(再掲)
- 創業融資は年利1.9%・7年返済。事業性の長期固定低金利は無理に繰上返済しない
- 全世界株の期待リターン年5〜7%との金利差は、20年複利で数百万円の差
- 生活防衛資金・所得補償保険・キャッシュフロー会計の3つの保険でリスク管理
- 「事業を伸ばすための投資」と「個人の老後資金作り」を切り分けて考える
- 借金あり投資は、計画と覚悟があれば可能
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